【下関ボート（ナイター）一般】小野達哉が思い出の地・下関でVを狙う

　思い出の地で輝いてみせる。小野達哉が優出一番乗りを果たした。

　予選を4位で突破。5日目準進8Rも何とか1着でゴールをすると、予選トップだった大峯豊が準進11Rでまさかの6着大敗で準優1枠が転がり込んできた。このチャンスは逃さない。準優9Rではインからコンマ06のトップSを決めると、握って迫った酒見峻介を受け止めて逃げ切り快勝した。

　「Sは気持ちを入れていきました」と会心の勝利に笑みがこぼれた。「直線は目立つことがないけど、回り足はやっぱりいいですね」と機力も出足を中心に万全だ。

　当地は2011年7月に初1着、そして19年4月のダイヤモンドカップではGⅠ初優出を成し遂げるなど、思い出深い水面。まだ手にしていない当地での優勝をつかみ取るためにも、優勝戦は気合のSを決める。