ボートレース

【大村ボート(ナイター)一般】高木圭大 同県先輩のサポートを受けて成長中

下條雄太郎(右)からアドバイスを受ける高木圭大

 高木圭大にとって今節は勝負節だ。「今期はすでに3回も転覆している。今回は自分なりに覚悟をもって来ています」と真剣なまなざしで語った。

 強い覚悟を象徴しているのが、前検前日のエピソード。今節一緒の下條雄太郎に、レースを見てアドバイスしてくれるように直談判した。「師匠の落合(敬一)さんが引退した今は、たくさんの先輩から助言をいただいています。長崎の先輩方はみんなすごくかわいがってくれます。うまく利用じゃないけど、そこは頼っていきたいなと。レースが終わった後、すぐ言われるのがいいです。選手なのでファンから常に見られているけど、選手から見られて評価されるとなると、気持ちがまた違います」。

 2着だった初日6R後も下條と話し合うシーンが見られた。その6Rは1周1Mで2コース差しを決めたが、2Mで逆転を許してしまった。「悔しいです。エンジンがいいので、自分の悪い部分やなぜ着が取れなかったのか分かりやすいです。下條さんの教えも生かして、次こそは」。下條の教示を糧に、同じミスを繰り返さないよう戦う。

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