【びわこボート・西スポ杯】安河内将は名コーチ!?
<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
伸びのなさで苦戦を強いられている田中駿兵が、安河内将に感謝していた。「いろいろと調整を教わって助かりました。レース後の試運転では、やっと普通ぐらいの伸びになったかなと感じた」。機力は改善傾向だ。
元々、よく面倒を見てもらう間柄なのかと思ったら「会うのは初めて。今節最初にあいさつして、それからです」。安河内の師匠の峰竜太も、聞かれれば誰にでも教える親切心や面倒見の良さはボートレース界随一。その精神は弟子に受け継がれているようだ。
それに何と言っても、安河内は名前(ヤスコーチ)からして「コーチ」がうまそう。支部を超えて若手を育てるいい兄貴分としての振る舞いは、同じ九州の人間として実に誇らしい。
▼8R 佐藤右京は低調、廣瀬凜は5日目レース後の試運転で転覆など、不安を抱える面々が多い。上向きの手応えがある田中駿兵なら一発も十分。5-13-全。
▼10R 安河内将の予選の唯一の白星は、4コース鈴木博の攻めに乗じての5コースまくり差し。くしくもその時と同じ枠番の並びで再び決めるか。5-14-全。