ボートレース

【福岡ボート・PGⅠレディースC】後藤美翼 互角のSからが本当の勝負

〈記者コラム・古賀正史の正史かける〉
 後藤美翼は初日の6枠で4着。「Sで行けなかったのが良くなかったですね」とスリットではコンマ28と最も遅いタイミング。1Mも打つ手なしでBSでは最後方。ただ、「6番手からでも追い上げられたし、伸び寄りで伸びはいいと思います」。大敗回避に貢献した舟足には、わずかながら手応えを感じている。

 「1Mで後手に回ってしまって確信はできなかったので、もう一度このまま行ってみようかな。調整を考えるのもそれからです。今度はSを遅れないようにします」。互角のSを繰り出して、きっちり自身の機力を見定める。

 ▼1R 後藤は握れる3コースなら伸びも生きる。同体のSでも一発は十分。3―145―1245。
 ▼11R 山本梨菜はF2と苦しい状況だが、機力には確かな手応えを感じている。人気を落としそうなここは2着でも十分妙味。15―3―全。

伸びにはわずかに手応えを感じている後藤美翼
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