【福岡ボート・PGⅠレディースC】喜井つかさ 上積みあった機力で予選突破だ
<記者コラム・古賀正史の正史かける>
喜井つかさは2日目の3、2枠を2、3着。後半は1Mで振り込んだ1枠の土屋実沙希をすんでのところで回避。ピットに戻ると緊張の糸が切れたのか、「危なかったですね」とホッとひと息。それでも、レース内容を振り返る頃には「欲しかった乗り心地が、初日より良くなっていますね。行き足も良くなって、Sも分かるようになった」と舟足もパワーアップ。機力に呼応するように声のトーンも上がる。
「せっかくいいエンジンですからね。頑張りたいです」。レディースチャンピオンは10年前にGⅠ初出場、水神祭も挙げた思い出のある大会。軽快な相棒を味方に予選突破を目指す。
▼9R 喜井の逃げ切りから焦点は2着争い。平山智加は2日目、初の連絡みで機力にも手応え。大外なら2着でも舟券的に妙味。1―6―全。
▼7R 機力を加味してもセンター勢の一騎打ちムードだが、両者で競り合うようであれば波乱の目も残す。展開が向くのは堀之内紀代子で突き抜けが穴。5―34―12346。