【福岡ボート・PGⅠレディースC】小野桜 南の島よりも〝熱い〟場所で真剣勝負
〈記者コラム・古賀正史の正史かける〉
小野桜は3日目に初の連絡み。「出足は抜群ですね」とここにきて機力も急上昇。「行き足なんかは日高(逸子)さんにも太鼓判を押されました」と、当地きっての大ベテランも目を見張る舟足にまで引き上げた。
今節は出場辞退選手が出たため繰り上げ参戦。「優勝戦みたいなメンバーばかりなので毎レースきつい」とハイレベルな戦いに四苦八苦する。「これが入ってなかったから、3週間くらい空いていたので南の島にでも行こうと思っていた」と冗談交じりに話しながらも、「エンジンパワーの助けが欲しい。もう少し伸びをつけることも考えます」。南の島よりも〝熱い〟場所で、互角の勝負を繰り広げるために調整の手は緩めない。
▼4R 中谷朋子が前付けに動く公算大。機力いい廣中智紗衣が握れる3コースになるなら右隣の小野にもチャンス。3―2―全。
▼9R エンジンメンバーそろう激戦カード。カドの土屋千明が機力に任せてまくりに出れば、イン藤原菜希と大競りになることも十分。その展開なら外枠コンビが台頭する。5=6―全。