ボートレース

【福岡ボート・PGⅠレディースC】準優3番はどこも波乱含み


<記者コラム・森大輔の勝ち組の法則>

 

 機力も旋回力も拮抗(きっこう)する準優はメンタルの強さも重要。そこで準優メンバーの準優突破率(直近20節)を見てみましょう。これは近況の準優における勝負強さを数値化したものです。

 50%以上の数字を持つ選手は近況の準優で勝負強いと言えますが、各準優が荒れるかどうかのポイントは準優1号艇を上回る選手の有無。この観点で言えば上回る選手がいる10、12Rは荒れやすく、11Rは堅く収まりやすいということになります。渡邉優美は72.7%という文句なしの数字ですが、この10Rには数値の高い選手が集中した上に75.0%で上回る三浦永理が4号艇に存在。これでは堅いと言えません。

 唯一1号艇を上回る選手がいないのは11Rですが、淺田千亜希も不安の残る準優1号艇の実績とあって一筋縄でないでしょう。今回は全て波乱含みの準優と言えそうで、10、12Rは最も数値の高い三浦永理、と浜田亜理沙、11Rは2号艇以下で最も高い数値の細川裕子に要注意です。
 

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