【からつボート(モーニング)一般】冨成謙児「佐藤航君のペラはユニコーンみたい」
<記者コラム・造田大の大勝負>
冨成謙児が前走地の経験を生かした。「前走地の三国で擦ったゲージで、ペラ調整した。足は普通はあるし、引き出せている方だと思う」。初日は1走して4着に終わったが、2日目は2着2本にまとめた。
「三国のペラは角度が立っていて、変わった形だった。それでゲージを作ったんですよ」。今節駆る39号機も似たタイプのペラだったという。「前回は佐藤航君だったでしょ? 『ユニコーン!』って言ってるけど、ペラの形もユニコーンみたいに立っていたんだよね。佐藤君のことは面白いから知っているよ」と優しく説明してくれた。
冨成はいい意味でユニコーンのようにとがっている宮地元輝にペラを教えるなど、ペラのスペシャリストとして有名だ。3日目は1、2号艇と好枠戦。精錬されたペラ調整で、大幅なポイントアップをもくろむ。▼9Rはイン神里琴音の1着率が低く、2号艇冨成の差しが入るとみる。2―146―146。
▼11R(岡部大輔) 山田康二の助言もあって、舟足アップに成功。B1だが、イン1着率は60%近くある。峰竜太、宮地ら難敵はそろうが、Sで遅れなければ逃げ切りは十分見込める。1―236―236。