【からつボート(モーニング)一般】古賀繁輝「優勝だけを考えて」 打倒峰竜太に虎視たんたん
<記者コラム・造田大の大勝負>
古賀繁輝が1着だけを求めて優勝戦に臨む。予選を3位で通過して臨んだ準優10Rは、インからコンマ06の好Sを放ち、危なげなく押し切った。
今年は前節の若松Vなどここまで3V。10月にはSGダービー(戸田)に12年ぶりに出場を決めるなどモチベーションは高まるばかり。今節も含めて、調整はダービーを強く意識している。「戸田はセンターが強いので、最近は伸び型の調整を試している」。2日目12Rはその調整で3コースまくりを敢行。決まり手は抜きだったが、内の定松勇樹、末永和也を倒してみせた。
一方で、6号艇1回走りの4日目8Rはピット離れ仕様に調整をチェンジ。2コース奪取から差し切っており、臨機応変な調整力が光っている。
最終日の12R優勝戦は2号艇で出走する。「優勝だけを考えて走る。S特訓で周りの状況を見て、優勝できる調整をギリギリまで考えるし、優勝できると思うコースから走る」
1号艇に座るのは、若い頃から競い合ってきたライバル峰竜太。高い壁が立ちはだかるが、今が充実期のトリックスターならば、スーパースターを倒してくれるはずだ。▼12Rは古賀の優勝に期待。2―14―1345。
▼3R(牧山敦也) 「師匠の山田康二さんのアドバイスで、乗り心地が良くなった。思い切って乗れるようになった」と5日目9Rで今節初勝利。その師匠との直接対決。恩返しのまくり差しを決める。3―1=245。