【徳山ボート（モーニング）ヴィーナスS】中川りな　反転攻勢へは一戦必勝が先決

　3日目2R、5号艇の中川りなが惜しい3着。まくり差しを届かせ、2Mは先頭で回ったが、接戦から脱落。「足は普通だけど、出足が少し甘い感じ。競った相手のエンジンも良かったと思います」とレースを振り返った。

　今節手にしている64号機は、2連対率24％の平凡機。予選突破には機力の上積みは必須で「出足、回り足を求めたい。伸びに振らず、バランスを取る方向で行こうと思っています。あとはシャフトも確認してみたい」。隅々まで手を加えて予選最終日に備える。

　前期（昨年11月～今年4月）は6.64を稼いだが、今期（5月～）は5点台。「前期は調子が良かったけど、夏場に入って駄目ですね。調整が難しくて最近はあまり良くない」と停滞ムード。

　ただ徳山は「好きなレース場」と前向きになれる水面。「今節でリズムアップを図れれば…。まずは4日目の勝負駆けを頑張ります」。得点率5.80で18位とまさにボーダー上。準優への生き残りを果たし、反攻への弾みにする。