【下関ボート(ミッドナイト)一般】低調機を立て直した海野康志郎が今年4Vを目指す
海野康志郎が低調機を立て直して見事、優出を果たした。手にする45号機は2連対率こそ36%あるものの、素性評価は「Dランク」でお世辞にも良機とは言えない代物。そこで初日はキャリーボディー、2日目にはピストン、リング、シリンダーケース交換の大整備を敢行し、舟足は上昇の一途をたどった。
迎えた4日目準優勝戦9Rは、インからコンマ08のトップSを決めると、他艇に影をも踏ませぬ逃走劇。優勝戦は2枠を獲得した。「エンジンは前検を思えば別物。はるかにいい。完璧に直りました」と整備結実に胸を張る。「足は準優メンバーでもちょっと余裕があった」と優勝戦でも引けを取ることはない機力。「優勝できるように頑張ります」。気迫のスリットで今年4Vをもぎ取ってみせる。