ボートレース

【下関ボート(ナイター)一般】「山口朝日放送ビープくんカップ」が20日に開幕

当地3連続Vを目指す谷村一哉

 下関ボートで20日、7日間のロング開催「山口朝日放送ビープくんカップ」が開幕する。全国から有力選手が大挙参戦する中、主役を張るのは地元中の地元の谷村一哉だ。今年は1月の当地お正月シリーズで準Vからのスタートとなった。その後は思うような結果が出ずにいたが、4月の下関ゴールデンウイーク戦でVを飾ると、5月のGⅢマスターズリーグ戦(ML)でも優勝を果たし、当地は目下2連続V中と水面相性はバッチリ。3連続Vへと気合を入れての登場だ。

 谷村にとって強敵となるのが、昨年からVロードを突き進む中辻崇人だ。昨年は自己最多の年間7Vを挙げ、今年もその勢いはとどまることを知らない。1月の芦屋GⅢ企業杯で今年初Vを挙げると、同月徳山GⅢML、3月福岡、4月とこなめ、6月児島、7月尼崎、同月三国でもVと、早くも昨年のV数に並ぶ大活躍を演じている。当地の戦績も、前回の昨年3月戦Vを含めて13優出6Vと良好そのもの。自身の年間最多V数を更新するのは今節かもしれない。

 2020年の宮島グラチャンを制した徳増秀樹、11年蒲郡オーシャンカップを制した佐々木康幸のSGウイナー2人も強力だ。その他には直前の浜名湖お盆シリーズを制した谷野錬志に、平田忠則、古結宏、川上剛、長岡良也、重木輝彦、畑田汰一のA1レーサーもV争いに加わる。一般戦とは思えぬほどのハイレベルバトルの結末やいかに。

 

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