【まるがめボート(ナイター)SGメモリアル】機力軽快な定松勇樹が開幕戦勝利 瓜生正義も初戦1着ゲット
郷土勢は初日12R中4勝を挙げる活躍を見せた。
その初勝利をもたらしたのが若きSGウイナーの定松勇樹だ。オープニングの1Rに1枠で出走。インからコンマ15の好Sを決めると、同じく郷土勢の寺田祥のまくり差しを退けて逃げ切り快勝した。後半8Rでは4コースカドからコンマ03のトップS。ただ、「Sはだいぶ様子を見ていった。雰囲気は良くてまくれる感じがあったけど」と4着に悔しい表情を見せた。「エンジンは良くて素直ですね。調整がしやすいです。出足型にも伸び型にもできるし、全体的に良さそうです」と愛機7号に太鼓判を押した。「あとは自分が質のいいSを行ければ展開を突けます」。オールスターに続くビッグタイトル奪取なるか。
福岡のエース瓜生正義も初戦白星と好発進。2018年の当地メモリアルは病気による欠場のため、17年9月の一般戦以来となる当地参戦だったが、ブランクをものともしない走りっぷり。「7年前のことは覚えていますよ。確か、4コースからまくったはずです。今節も舟足はまずまずだし、頑張ります」と、4枠からのVを振り返りながら、当地連覇へと気持ちを乗せていた。2日目は1枠の1回走り。初日後半の5着から巻き返して12年桐生大会以来となるメモリアルVを狙う。
6Rでは前田将太がまくり差して勝利を挙げ、機力も良好。12Rドリーム戦では大整備が実った峰竜太が茅原悠紀の攻めを何とか封じて勝利した。「笑顔ならいくらでも出ます」と、舟足を底上げしての勝利に、いつもの明るさを取り戻していた。