ボートレース

【大村(ナイター)G2誕生祭】山口裕二が単独で好Sを行けた理由

大村では過去に周年で優出の実績がある山口裕二

 地元の巧腕・山口裕二(44)が最後に巡ってきた1号艇で1着。これでボーダーを超えて予選を突破し、準優10Rに4号艇で出走する。その予選最終走は、インからただ一人ゼロ台と、単独で踏み込んだ。「前節が前付けタイプの多い開催だったので、深い起こしも身に付けてきたところだったんです」。学習で得た自らの勘を信じて、2コース以下を置き去りにする完勝劇だった。
 機力は中堅レベル。「普通に動いているが、少しいいとまでは言えないかな」。ただ、SGレギュラーもいる中で遜色ない動きであるのも確か。スリットから下がりさえしなければ、持ち前の好ハンドルはいつでも繰り出せる。
  「枠番の巡りが外枠からだったので、なかなか気持ちを乗せ切れなかったけど、1号艇で勝てば間に合うようにと踏ん張れた。結果的に1号艇が最後で良かったかな」。おかげで最後に白星を携えて準優へ進めるわけでムードは上げ潮。特別戦(G2以上)の優出は2017年10月の大村周年(3着)で1度あるだけ。2度目の優出も地元で決める。

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