【若松ボート(ミッドナイト)一般】武田正紀 ミッドナイトは「引退までに走っておきたかった」

埼玉支部のベテラン、武田正紀は今回がミッドナイト初参戦。「引退する前に走っておきたくて。偵察みたいなものです」。冗談めかして語ったが、2日目1Rは抜きでミッド初勝利を飾ると、10Rも軽快に2着を奪った。
ミッドナイトの感覚については「ずっとレースをやっているみたいな感じ。本番が終わって、展示、特訓ときて、もう次が始まるの?っていう」とレース間隔の短さに目を丸くする。加えて当地は2019年以来と久々の参戦で、「前回いつ走ったか覚えてない。ピットの風景も忘れていたし、もう新人みたいな感じですよ」。ごぶさたの水面に、初のミッドナイト開催とあって、40年近い戦歴を持つベテランの目にも新鮮な風景に映るということか。
予選最終日を前に得点率は6.67と予選突破が狙える位置。予選ラストの3日目7Rは、熟達したさばきで今年6月以来の準優入りを決めてみせる。