【びわこボート・GⅠ周年記念】是澤孝宏「期待」を「確信」に変える
【記者コラム・古賀正史の「正史かける」】
初日は滋賀支部9人のうち7人が2連対絡み。うち5人もが勝利を挙げるなど、地元勢が大きく気を吐いた。その一人の是澤孝宏は、3枠1走で白星発進。2コースからジカまくりに出た椎名豊のターンを見据えて、的確に差しハンドルを入れる冷静さが光った。
「(機2連対率の)数字以上はありますね」と舟足にもまずまずの手応え。「回り足がいいと思う。めちゃくちゃいいとは言わないが、いいという期待感がある」と相棒のさらなる〝成長〟に自信ものぞかせている。「ペラはもらったときから、かなり叩いた。ここからまたペラで微調整していく」。期待を確信に変えるべく機力アップを図り一気に上昇気流に乗る。
▼9R 是澤は大外枠だが、同じ滋賀支部の深井利寿が舟足軽快で攻め手になりそう。先輩のつくった展開に乗れれば上位着も十分ある。6=13―1235。
▼12R 良機の丸野一樹は良化の兆しあり。機力を引き出せば大外でもアタマまである。6―1―全。
