ボートレース

【びわこボート・GⅠ周年記念】丸野一樹 地元勢の勢いに乗ってまずは優出を決める

 丸野一樹が会心のレースで予選を締めくくった。4枠で迎えたその6Rは、6枠の土屋智則の前付けにいったん抵抗したが、回り直しての大外進入。それでも、5コースカドの吉田拡郎がトップSからまくりに出た展開に乗って1周BSでは2番手まで浮上。道中は前を行く吉田との差をターンごとに縮め、2周1Mでは思い切ったツケマイで逆転するとそのままリードを広げて勝利のゴールを駆け抜けた。

 7月に中間整備が入って一変した33号機は日ごとに機力アップ。この日も「4日目が一番良かった。出足からのつながりは上積みできたと思います。そうでなければ今のようなレースはできないですからね」と相棒の日々〝成長〟する姿に目を細める。

 今節は自身を含め滋賀支部9人中7人が予選突破と、地元勢が大健闘している。何よりこのびわこ周年は初めてGⅠタイトルをつかんだ大会でもある。迎える準優勝戦は2号艇。「Sもスピードを乗せて行けている」。活躍する地元勢の勢いに乗って5大会ぶりのVへ、まずは挑戦権をつかみ取る。

予選ラストを白星で締めくくった丸野一樹(右)。左は笑顔で声をかける峰竜太
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