【桐生ボート(ナイター)PGⅠヤングダービー】宗行治哉 持ち味の積極的なコース取りでアピール
<記者コラム・小野亮太郎の恐れオノのく高配当>
宗行治哉がピット離れ仕様を貫く。「ピット離れ仕様は若松の一般戦からやり始めた。自分はもともと出足系の仕上がりが好きだったこともあって、だいぶ慣れてきた」。手応えは十分だが、2日目まで積極的なコース取りは鳴りをひそめており、本番は枠なり進入で戦っている。
ピット離れについて、「展示ではいいけど、本番だけ出ない」と首をかしげる。「調整が合っていないのか、タイミングを失敗しているのか。桐生は初めてだし分かっていない。本当はスローから行きたいんだけど」と初の水面に戸惑いも見せる。
とはいえ、枠なり進入でも2日目まで2、3着と枠番以上の成績を挙げている。「回転を上げている分、出足や行き足はいい」と道中での動きは軽快。「気持ちが先走っているのかも(笑)。練習します」。初のヤングダービーで持ち味を発揮できるか。
▼12R 宗行は4枠。スロー水域を確保してさばきを発揮。4-全-全。