ボートレース

【桐生ボート(ナイター)PGⅠヤングダービー】郷土勢は4人が準優入り 末永和也が最上位

【ボート王国九州・山口!】
 郷土勢は総勢10人のうち4人が準優に進出した。9Rに末永和也と新開航、10Rに定松勇樹、11Rに井本昌也が登場する。全員がそろって優出の可能性もあり、大いに楽しみがある。

 末永和也は4日目5Rで2着を確保し、最上位の4位で予選をクリア。「ペラを叩き変えて4日目が一番良かったと思う。それでも◎が付くところはなく、普通くらい」。劣勢だった機力は中堅レベルまで上昇。鋭いハンドルを繰り出す土台は整った。

4位で予選をクリアした末永和也(右)。左の畑田汰一も2位で予選突破

 いち早く準優切符を手にしたのは新開航。4Rを2コース差しで制し「ギリギリで準優に乗らないように、1着を意識していた」と自らのプラン通りに最大の得点を加算。「出足も伸びもどっちもいいと思っている。Fを1本持っているのでSは気を使うけど、準優は自分のSを行きたい」。2年連続のヤングダービー優出へ全力を注ぐ。

予選ラストに差しで白星を飾った新開航

 定松勇樹は予選ラストのイン戦を堂々押し切って、今節初白星とともに準優切符もゲットした。3日目まで低調だった機力も「今のレースは良かった。展示タイムも出ていた。こんなに出たのはびっくり」と土壇場で調整に正解を出し、自分でも驚きのパワーアップ。「4枠は仕上がっていれば好き。Sはダッシュの方が好きな見え方をしている。頑張ります」。優出がグッと現実味を帯びてきた。

4日目11Rを逃げた定松勇樹(左)

 井本昌也は8Rで枠なり3コースから絶品のまくり差しを入れて快勝。最高の形で勝負駆けに成功した。「A1をキープできていないし、自分が走れるGⅠは地区選とヤングダービーくらい。ここで頑張りたい」と闘志がみなぎる。準優最後の一番に再び3枠で登場する。予選ラストの再現といきたい。

同期の前田篤哉にたたえられる井本昌也

 

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