【からつボート（モーニング）一般】山田理央が〝アグレッシブ〟な走りを見せる

　成長著しいまるがめのフレッシュルーキー山田理央。今期（5月～）勝率は5.63で、初のA級昇格へ視界は良好だ。

　「7月にFを切ってしまったけど、S勘が良くなりました」と自身の成長を振り返る。からつは前回7月に予選を突破したばかりで、以降3連続で準優入り。リズムを崩すことなく当地に戻ってきた。それでも、「調子は良くないと思います」。高みを目指すからこそ、現状には決して満足していない。

　香川支部の女子選手といえば、山川美由紀、平山智加、山田の師匠でもある平高奈菜ら男子選手にも負けず劣らずの腕自慢ばかり。「めちゃくちゃ遠い存在です」と謙遜しながらも偉大な先輩達の背中を一歩ずつ追いかける。

　前検は「ターン回りが重い感じ」と及第点とまではいかなかったが、「アグレッシブに走りたいですね」と持ち味の旋回力を存分に披露する心づもりだ。デビュー以降、優出こそまだないが、今年は9回の予選突破。しかも、女子戦だけではなく男女混合戦での活躍も目立つなど、実力は折り紙付き。初日は2、4枠の2走。香川の次世代スター候補がシリーズの台風の目となり、初優出を目指す。

　▼6R　中辻崇人の攻めに連動して、山田が突き抜ける。4―35―1356