【桐生ボート(ナイター)PGⅠヤングダービー】郷土勢は優出ならず/最終日は10、11Rの内枠をがっちり固める
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準優に4人を送り込んだ郷土勢だったが、誰も優出までは手が届かなかった。
9Rの末永和也は「(1周1Mは)差したと思ったが、差せていなかったし、進んでいなかった。やっぱりレース足がもうひとつで、正味のパワーもなかった」と機力の差にはね返され4着。新開航は「1周1Mの呼吸が合わなかった。ワンテンポ遅く行けばよかったけど、末永もうまいから」。ハイレベルな攻防を繰り広げたライバルをたたえた。
10Rの定松勇樹は「1Mも2Mも気合で行きました」と佐々木翔斗、吉田裕平との熾烈(しれつ)な2番手争いを演じたが、2周1Mで大きく舟が流れてしまい万事休した。それでも「足は全体的にめっちゃ良かった」と序盤の劣勢な状態を思えば機力は大変身を遂げた。「最終日も頑張ります」。準優同様、最後まで気合で走り抜く。
郷土勢最後のとりでとなった11Rの井本昌也は3着。入海馨の攻めを受け止めて懸命に前を追ったが、「2番(井上忠政)の足は全然違いましたね」。エース機のパワーの前に屈した。
最終日、10Rは新開と定松が、11Rは井本と末永がそれぞれ1、2枠に座る。メインイベントの前座として、最高のパフォーマンスを披露する。