【福岡ボート(サマータイム)一般】良艇の5人はここから要注意
<記者コラム・森大輔の勝ち組の法則>
前節は低調機シリーズということに加えて、良艇の数も少ない低調〝艇〟シリーズでもありました。今節はどうかというと、実は全く同じ。何艇かは入れ替わっていますが、表を見ても分かるように良艇の数は少なめで、前節に引き続き低調機低調艇シリーズとなっています。
こうなると良機はもちろんですが、良艇もかなり希少価値が高くなります。実際に前節も花田凱成が超抜の伸びでシリーズを席巻しましたが、ボート交換になった最終日は準優ほどの伸びは見られずじまい。逆に言えば前節に田村隆信が苦しんだ44号機は岩川仁士が乗り継いでいますが、まずまずのボートとのセットになった今節は中堅レベルは十分。SやA+ランクのエンジンならボートの悪さはカバーできても、低調機シリーズのエンジンでは大きく左右されるということです。
となれば数少ない良艇を手にしているこの5人は、それだけで大きなアドバンテージ。良艇効果は水を吸って重くなるシリーズの後半になればなるほど大きくなるので、特に良艇中の良艇である159番を手にしている椎名豊は、ここから一気にV戦線の中心にのし上がる可能性は十分です。