【若松ボート(ナイター)GⅠ周年記念】毒島誠 好感触の相棒にイメージ一新へ
悪いイメージを払拭する。初日ドリーム2号艇の毒島誠が手にしたのは、2連対率も30%と平凡な38号機。それでも前検特訓では「若松にしては悪くなかったですね」と及第点を与えるなど上々の感触。その38号機は前操者の森智也が最終日に(ピストン、リング、シリンダーケースの)セット交換を敢行して上昇気配。「良くなっている感じはありますね」と、本人もその手応えを感じ取れば「(回転の)上がりも良かったし、出足も足合わせで良かった」と軽快な動きに納得の表情を見せた。
前回の若松周年記念は途中帰郷。「いつも若松は(イメージが)悪いので」と自覚するように、ベスト6入りも2017年にまでさかのぼるほど遠ざかっている。ただ、そんな当地も2018年のSGオーシャンカップでV。GⅠを飛び越えるビッグタイトルを手にした水面でもある。そのSGタイトルは2号艇で手にした。「Sの仕掛けも勘と合っていた。イメージを払拭できればいいですね」。思い出の水面でスタートダッシュを決めて悪い流れを断ち切る。