ボートレース

【若松ボート(ナイター)GⅠ周年記念】西山貴浩と森高一真の〝シンクロ〟に期待

【記者コラム・古賀正史の「正史かける」】 
 「足は弱い」。記者が今節取材でそのコメントを聞いたのが西山貴浩と森高一真の2人。公私で仲の良い2人から同じ言葉が飛び出たこともあり、奇妙なシンクロに不思議なこともあるものだと変に感心してしまった。

 普段はトークなどレース外でボート界を沸かせる2人だが、レースに関しては真剣そのもの。西山は前検後にセット(シリンダー、ピストン、リング)交換の大整備。森高も初日のレース後には「前半は失敗したけど、後半は乗り味などレースになっていた」とジワリと機力をアップさせながらも、「まだ弱い足なので、しっかり調整していく」とさらなる上積みに真摯(しんし)に取り組んでいる。そんな2人は2日目ドリームで対決する。機力アップも〝シンクロ〟していると信じて好走に期待したい。

 その2日目ドリームの▼12R、西山も森高も上積みがあれば展開は突けないか。舟券的に6枠の森高は3着でも十分に妙味。1―36=全。

 ▼5R 毒島誠は初日ドリームの強攻策こそ不発に終わったが、道中の足も含めて舟足は軽快で「行き足からの延長はいい」ならカド一撃も十分。4―15―全。

「まだ足は弱い」と懸命に上積みを狙う森高一真
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