ボートレース

【児島ボート・GⅢオールレディース】土屋蘭 田口節子らの助言を受けて成長中

【記者コラム・造田大の大勝負】
 土屋蘭が最終日に今節の集大成を見せる。自身初の予選突破を目指して挑んだ地元シリーズだったが、予選6走の最高着順は4着。3日目には落水のアクシデントにも見舞われ、機力も低空飛行。「良くない。言えることもないですよ」と持ち味の笑顔が一切見られなかった。

 ただ、5日目は気配が一変。前半1Rで4コースから2着に入ると、6Rは大外から4着と見せ場を作った。「今節は田口(節子)さんにいろいろと教わっていて、ペラのアドバイスももらいました。回り足が良くなっているし、足自体は6Rの方が良かった。やっと舟券に絡めた。田口さんさまさまです」と笑みを浮かべた。

 「師匠はいません。今回みたいに同じあっせんの先輩や、お義兄さんの佐藤翼さんにお世話になっています。峰竜太さんにもよくしてもらっています。峰さんのブランドのお手伝いをしたお礼に、ゲージをいただくことやアドバイスをもらうこともあります。先輩レーサーのおかげで、今節は徐々に成長していっていると思います」。最終日はこれまでもらった助言を生かして、大勢のファンの前で進歩した姿を見せる。

 ▼1R F持ちは懸念材料だが、土屋が好発から果敢に攻めてアタマへ。4―135―135。

 ▼8R 土屋が一撃仕様の堀之内紀代子の仕掛けに連動して浮上。6=5―123。

 

成長を続ける土屋蘭

 

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