【大村ボート(ナイター)一般】F持ちも問題なしの香川素子の勝負根性
【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】
A1級が10人参戦しているが、このまま全員がA1キープとはいきそうにない。西野翔太は今期(5月~)の勝率が5.80、香川素子が5.68、加藤政彦は5.43とこの3人は5点台。期末までの1カ月で、A1の目安の6.23まで引き上げるのは難しそうだ。
このうち香川は期初めにいきなりF。ずっとFを抱えたまま今期を戦ってきた。そんな事情もあるのだろうと水を向けたが、「(F持ちの状況には)慣れていますから」という自虐コメントであっさり切り返された。
確かにここ4年ほどはほぼ毎期、Fを抱えている。それでも今期を振り返れば、優出こそ5、6月の2回だけだが、予選落ちも一度きり。F休みから明けた7月以降、全てのシリーズで準優に進んでいるのだ。
Fは犯さないのが一番だが、もし犯してしまっても、舟券を背負う以上は普段通りに貢献できる強いメンタルも大事。こちらもFマークには惑わされず、香川の勝負根性を買いたい。
▼8R 孫崎百世はインのS力が21と平凡で、イン1着率も36%にとどまる。攻撃力が高い香川なら5コースからでもアタマまで届く。5-6=全。
▼9R 水口由紀もF持ちで、今節がその休み明け。Sは期待薄だが気配は上々。展開を突くことに徹して浮上。14-134-5。