【徳山ボート・GⅠ周年記念】丸野一樹が7回目のGⅠ制覇 賞金ランク22位に浮上
徳山ボートのGⅠ開設71周年記念「徳山クラウン争奪戦」は29日、豪華メンバーがそろった12Rで優勝戦を争い、1号艇で人気を集めた丸野一樹(33)=滋賀・109期・A1=がインからしっかりと逃げ切り、2年4カ月ぶり7回目のGⅠ優勝を飾った。今年は三国のGⅡモーターボート大賞に続く2回目。通算では26回目の優勝。2着には白井英治、3着には峰竜太が入った。
■ヒーロー
まだまだ滋賀旋風は止まらない。丸野が2年4カ月ぶり、7回目のGⅠ優勝を飾った。
進入は枠なりの3対3。丸野はインからコンマ19のS。「30点ですね」と厳しい評価を下すも「ツケマイに気をつけた」と1Mをしっかりと先マイ。道中は白井が最後まで追いすがるも「最後まで気を抜けなかった」と集中し、Vゴールを駆け抜けた。
今節は前検から抜群の手応え。優勝戦当日も「朝に1周乗って一番仕上がっていたし、このまま行こうと決めた」とあとはレースに集中しGⅠVをもぎ取った。
これで賞金ランキングも22位まで浮上。グランプリ出場も狙える位置に来た。「GⅠを久々に勝ち切れたのは大きい。これでリズムアップもできたし、グランプリは出たいです」とここからが正念場。「ジャンプアップしたい」とあとは残りのレースに集中し、狙うは2年ぶりのグランプリ出場だ。