ボートレース

【戸田ボート・SGダービー】永田啓二と高倉和士がうれしい水神祭

【ボート王国 九州・山口!】
 3人がSG初勝利と水神祭ラッシュとなった2日目だが、郷土勢からは2人が歓喜のVゴールを決めた。

 待望の1勝となったのは永田啓二。1回走りだったこの日は、オープニングレースの2枠で登場。展示では茅原悠紀がピット離れで飛び出しインまで動くなど、進入も流動的となったが本番では冷静なSからまくって勝利を収めた。

SG初勝利を挙げ水神祭を行った永田啓二

 2004年5月デビューの40歳はこれがSGもデビュー戦。初の大舞台で手にした白星に「うれしいです」と素直に喜びをかみしめながら頰を緩ませた。次なる目標はとの問いには「うーん、何にしましょう。考えておきます」と言葉は濁したが、この白星で予選突破の望みはつないだ。初出場初準優入りへ、惑うことなく2勝目をつかみに行く。

水神祭で羽野直也(左)と定松勇樹(右)とともに水面にダイブした高倉和士

 高倉和士は3コースから絶妙なまくり差しでうれしい初1着を挙げた。「最初で最後のつもりで来たので1着が取れて良かった」と満開の笑み。11R発売中には自身も「久々だった」と言う水神祭が行われた。福岡支部の先輩、後輩が集結したが「羽野(直也)君だけでなく、定松(勇樹)君も来てくれてうれしい」と支部の垣根も超えた3人で水面にダイブ。さらに「自分の憧れだった瓜生(正義)さんも来てくれてうれしかったし、その瓜生さんとSG一緒に走れるのが何よりうれしい」とスーパースターと初の競演に喜びもひとしおだった。前検から頭を悩ませた機力不足にも懸命の整備で「最初を思えば良くなっている」と一定のめどが付いた。初勝利の勢いでこのまま予選突破も狙う。

SG初勝利にガッツポーズの高倉和士

 

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