ボートレース

【戸田ボート・SGダービー】峰竜太はV戦1枠「ダービー3連覇へつなぐためにも連覇したい」

【ボート王国 九州・山口!】 

 郷土勢がベスト6への道を断たれる流れの中でもスーパースターが最後はしっかりと締めた。

 峰竜太は「緊張感があった」と振り返る準優12Rも「1周1Mの足は良かったので、あとはターンを『これ』というやつをやった」。完璧な旋回でトップに立つと、最後まで先頭の座は明け渡さなかった。

準優12Rの1周2Mを先頭でターンする峰竜太

 

 大会前には「戸田は苦手」とも口にしていたが「何か(戸田の)攻略法が分かってきたのかな」との言葉通り、今節は7戦中一度も舟券から外れていない。「苦手な戸田で優勝できたら、自分の中ですごく評価できると思う」と話すように、この大会をもう一つ上の階段に上るための試金石としても捉えている。前回大会はSG復帰戦でいきなりのV。その強さを改めて証明してみせた。「ダービー3連覇につなぐために連覇したい」。過去ダービーを連覇したのは引退した今村豊さん一人のみ。レジェンドの記録を塗り替えるべく、まずはV2をつかみ取る。

ダービー3連覇へまずは連覇を狙う峰竜太

 郷土勢は準優全てでそれぞれ2着争いを演じたが、優出切符をつかめなかった。その中でも、SG初出場で初の予選突破を決めた高倉和士は惜敗。トップSから1周BSでは、関浩哉と2番手内並走だったが5着。レース後は「(2M)は関君が落とした所で自分も落とさないといけなかったのでしょう」とターンミスを深く反省した。それでも「Sはフルショット。1Mも悔いはないです」と、初の大舞台で大きな収穫があったのも確か。最終日まで全力で走り抜ける。

準優後に関浩哉(左)と話しながらピットに引き揚げる高倉和士

 

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