ボートレース

【大村ボート(ナイター)ルーキーS】石本裕武 逃げずにA級勝負駆けに挑む

【記者コラム・造田大の大勝負】
 石本裕武が勝負駆けに堂々と臨む。今節は5.54で前検入り。例年のA2ボーダーは5.40から5.45の間。石本の場合、今節を走らなければ、A2残留はほぼ決まっていたはずだ。

 それでも参戦を決めたからには理由がある。「前期は最終節にA1勝負駆けでしたが、F2を切ってしまい失敗。それが今期にも影響して、今はA2ボーダーより少し上くらい。走らない選択もあったと思うけど、逃げてA級に残っても価値がないと思う。勝負してA2を決めたい」。以前から今回のケースを想定しており、師匠の藤山雅弘と相談。師匠から「しっかり走り切ろう」という助言もあって、決意を堅くしたという。

 初日は1回走りの3Rで転覆。帰郷の理由付けもできたが、懸命に整備作業に汗を流していた。「体は大丈夫です。試運転はできていませんが、いい傾向はありました。回転も上がっていました」とアクシデントの影響はなさそう。2日目以降は結果を残して、A級キープを狙う。

 ▼5R 石本がまくり差して、今節初白星。3―12―125。

 ▼10R 石本が巧みに差し切る。2―156―156。

A2級キープを目指す石本裕武
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