【若松（ナイター）ＰＧ１マスターズＣ】エリート街道以外にも広がる未来

＜記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々＞
　今大会に出場するような登録3000番台の強豪ベテランの面々は、ニュースターとして新鋭王座で全国区に名乗りを上げて、そのまま特別戦線に定着した人たちがほとんど。そして今でも変わらず強いわけだが、決してそんな選手ばかりでもないのが、選手の息が長いこの業界ならでは。今年で言えば大澤普司や山本英志といった、そんなルートとは無縁だった選手たちが、今の年齢になって一線級のエリートたちと互角に渡り合っているのが興味深い。若いころの活躍だけで今の全てが決まるわけではないのだ。これからは、「ヤングダービーの出場はかなわなかったけど」といった選手たちが、着実に地力を蓄えて、この大会に出場する場面を楽しみにしたい。
　▼６Ｒ　新鋭王座をまくりで制した伊藤のパンチ力を買う。３－２４－全。　
　▼11Ｒ　準優６枠で奮闘した山本が今度は舟券に絡む。１２－６＝１２３。