【からつボート(モーニング)一般】實森美祐 予選敗退も最後まで仕事を全うする
實森美祐は2、5枠だった2日目の2走は3、6着に終わり、予選突破を逃した。
機力の味方が得られなかったのが響いた。初日の段階で「悪くないけど、伸びが良くない」と厳しいジャッジを下し、そこから大整備を施して臨んだ2日目だったが、「全部が良くないですね」。仕事のかいもなく上向くことはなかった。それでも、「良くなりそうな兆しはあります」とかすかな光は差し込んだ。「あとはペラを一生懸命、調整します」とやるべきことに全力を注ぐ。
今期(5月~)勝率6.59はキャリアハイ。2022年前期以来のA1返り咲きを決定づけている。前節は強敵ぞろいのGⅡ戦(びわこ)で準優入りを果たし、存在感を大いに示した。今節は予選クリアはかなわなかったが、「最後まで頑張ります」と気落ちは一切ない。調整に正解を見いだし、来期につながる走りに期待したい。
▼6R 佐藤太亮は直線の足に余裕あり。F持ちだがSを張り込んでの一発は魅力十分。4―15―156。
▼9R 實森は直近半年の6コース3連対率が36%。調整がバチッと合えば大いに期待が持てる。12―6=125。