【若松(ナイター)PG1マスターズC】魚谷智之が三度目で報われた<記者コラム・荒木翔吾の荒稼ぎ>

<記者コラム・荒木翔吾の荒稼ぎ>
「優勝戦に乗れてうれしい」。魚谷智之が手放しに喜ぶ理由が何となく分かる。2021年の下関大会で初出場したマスターズチャンピオンは、3日目に不良航法を取られるなど、ほろ苦いデビュー。昨年の三国大会は準優切符をつかんだが、6着に惨敗した。本人が一番覚えているはずだから、自分の頑張りが報われてうれしいのは当然だ。
しかも5号艇の魚谷の左隣に並ぶのは、苦楽をともにしてきた同期で76期の瓜生正義とドラマチックな構成になった。「できればいい水面で、安定板が外れた状態で戦いたい」。ファンも報道陣も思いは同じ。どうであれ、力量が凝縮された3周回が見られるに違いない。
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