【福岡ボート・ルーキーシリーズ】福岡のルーキー戦はまくりが主体
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
当地で開催された過去5回のルーキーシリーズのコース別1着率と節間の決まり手を表にしてみました。ここから当地でのルーキー戦の傾向を探っていきましょう。
イン1着率が60%を超えたシリーズが1節ありますが、40%台のシリーズが2節もありインの1着率は総じて低め。以前の減音エンジン時代は20%台もざらでした。決まり手の表を見れば傾向は全て一緒で、逃げ以外の決まり手は常にまくりがトップであり、当地のルーキー戦はまくりが主体なのが一目瞭然です。
遠征勢がうねりに対する先入観で落として回るところを、地元勢、もしくは走り慣れている九州勢が、全速戦でねじ伏せるというのが当地のルーキー戦でよく見られる構図。しかも、当地は1Mの振り幅が大きいのでまくり差すには角度が厳しく、まくった方が決まりやすいというのを地元勢は分かっています。中亮太がまくった2日目9Rが典型的な例です。
実際に今節も序盤2日間のイン1着率は37.5%と低く、決まり手も逃げ9回、まくり7回、差し5回、まくり差しが2回、抜きが1回と、逃げ以外ではまくりが最多。『迷わず握る地元九州勢』を中心に舟券を組み立てましょう。