【大村ボート(ナイター)一般】森陽多 見せ場たっぷりの走りを披露
デビュー3期目を迎えた133期、地元の森陽多。今節も新人らしく、水面とピットを慌ただしく行き来している。「エンジンの運搬など、だいぶ慣れてきました」とピット内の仕事はもうお手のもの。仕事が一段落すると、休む時間も惜しいとばかりにすぐさま試運転へ向かい、鍛錬を積んでいる。
肝心の走りでも見せ場はたっぷりで、予選ラストはすごかった。6コースからブイ際を鋭く差すと、BSでグイグイ伸びた。道中は亀本勇樹、浜野孝志と激しい3着争い。2周1Mで両者を先に回して冷静に差し込み加速し、3着を奪取した。「差した後の伸びがとにかくすごいです。こんなにいいエンジンは初めてです」とエース格の32号機の力強さには本人も驚嘆の声。さらに「足がいいから競ることが多くなるし、勉強になって楽しいです」と学びの姿勢は決して崩さない。
新人らしからぬ乗りっぷりの良さは見応え十分。その走りから最後まで目が離せない。
▼8R エース機に乗る森が、大外から再度切り込む。1―6=235。
▼9R 鋤柄貴俊は6コース3着率が45%と高く妙味。1―全―6。