【大村ボート(ナイター)一般】吉田光 4年ぶりのVへ「見せ場をつくる」
佐賀支部のベテラン吉田光が、今年4回目のファイナル切符をつかんだ。
5号艇で登場した準優は、進入で動きを見せて3コースを奪取。1周1MはトップSから果敢にまくって、インの山口真喜子に襲いかかった。山口をまくり切るまでにはあと一歩だったが、直後から迫った2号艇の吉田慎二郎を2M、2周1Mと冷静にさばき、優出圏内の2着を確保した。
「スタート勝ちですね」。コンマ00のタッチSに苦笑いを浮かべながらも、準優突破の喜びを静かにかみしめた。
優勝戦は再びの5号艇。「進入は行きますよ。見せ場をつくりたいですね」とニヤリ。「バランスが取れて中堅上位だけど、これがいっぱいいっぱいかな」と相棒、55号機の調整は手を尽くした。「意識しないように、自分が納得するレースをしたい」。2022年6月のまるがめ以来のVへ、そっと闘志を燃やす。