【芦屋ボート(モーニング)一般】酒見峻介 チルト0.5度で〝あぶらのってます〟
【記者コラム・河野強の「強行採穴」】
今節はチルトをハネて戦うスタイルの選手が2人参戦している。先日、レースサイト内で紹介した阿波勝哉は、チルトを最大の3度にハネて6コースから戦う艇界きってのアウト屋だ。
もう一人はチルト1度を基本スタイルとする酒見峻介。阿波とは対照的に酒見は枠なり進入を基本としており、インコースや2コースでもチルトをハネて戦っている。今節序盤は基本スタイルのチルト1度に調整していたが、「内枠戦ならチルト0か0.5度にするかも」と調整変更を示唆。結果的に2日目後半以降はチルト0.5度のセッティングで5走全て舟券絡みと好走を続けている。
「出ていくし、全体的に良くて上位。伸びだけじゃなく、出足やピット離れまでいい」とチルト0.5度の調整がしっくりきている様子だ。準優は4日目に2着を決めた3号艇。勝率6点台の選手がずらりと顔を並べるレースだが、〝あぶらがのっている〟酒見に期待したい。
▼10R 3コース1着率0%と心もとないが、2着率は47%と高率の結果を残している。点数を抑えて厚めに狙う。1―3―245。