ボートレース

【まるがめボート(ナイター)GⅠ周年記念】吉田裕平がGⅠ初制覇 来春のSGクラシック切符をゲット

 まるがめボートのGⅠ開設72周年記念「京極賞」は14日、最終日の12Rで優勝戦が争われ、1号艇の吉田裕平(27)=愛知・117期・A1=が、人気に応えて逃走。通算12回目、今年は4回目、まるがめでは2回目、そしてGⅠは2回目の優出で初の優勝となり、来春のクラシック(2025年3月25~30日・若松)の出場権をゲットした。2着は2号艇の末永和也。3着には6号艇の海野康志郎が入り、3連単は4590円となった。

振興会会長賞メダルを手にして笑顔の吉田裕平

■ヒーロー
 吉田裕平が節一パワーで圧逃した。進入はS展示同様、すんなり枠なりの3対3へ。インからコンマ11のトップSを決めて1周1Mをシャープなターンで先に回ると、バックでは後続をグイッと引き離してあっさり決着をつけた。「ホッとした」と照れ笑い。「思ったより緊張はせず、予選みたいな感じで行けた。仕上がりはすごく良かったので、あとはレースに集中するだけと思っていった」と笑みがこぼれた。

 優勝は通算12回目で今年は4回目。GⅠは2022年12月の下関周年記念以来、2回目の優出で初Vとなり、来春のSGクラシック出場切符を手にした。昨年10月、蒲郡のダービーではSG初出場で初優出して3着。「今節は流れと運が良かった。次は実力で勝ちたい」と目がキラリ。これで暮れのSGグランプリシリーズ(12月17~22日・住之江)にも出場濃厚。この後は大舞台でさらなる飛躍が期待できそうだ。

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