ボートレース

【宮島ボート・ルーキーS】常住蓮が逃げ切りV/8月からつ以来の通算3度目

 宮島ボートのルーキーシリーズ第19戦は最終日の19日、優勝戦が争われ、1号艇の常住蓮(23)=佐賀・126期・A1=がコンマ05のトップSでイン逃げ快勝。初優勝の今年3月からつ、続く8月からつ以来となる通算3回目、ルーキーシリーズ初優勝を飾った。2着は初Vを目指して3カド戦に出た柳瀬幹太、3着に6コースからまくり差しで切り込んだ飛田江己が続いた。

ルーキーシリーズは初制覇の常住蓮

■ヒーロー
 相次ぐ主力の脱落で波乱続出の今大会。最終日は強風のため1Rから安定板を装着。4R以降は展示1周、本番2周に短縮されてレースが行われた。優勝戦の本番はホーム追い風5m。インの常住はコンマ05のトップSを決めて1Mを先制。「伸びがいい人が多かったので、インだけど伸びを意識して調整。今節で一番良かった」と、柳瀬の3カド戦にも動じず、完璧なターンで堂々と逃げ切った。

 若手スターレーサーの登竜門であるルーキーシリーズは初制覇。「苦手意識があったが、今節はいい流れになった」。準優でただ一人逃げ切り、予選3位ながら優勝戦1号艇が巡る幸運を生かした。

 第10戦の定松勇樹、第11戦の末永和也に続き、この第19戦の宮島で佐賀勢3人目の覇者となった。「〝お兄ちゃん〟(定松、末永)たちの背中は遠いけど、佐賀の若手みんなで切磋琢磨(せっさたくま)して、追い付き追い越せの気持ち。この後のGⅠ(三国、福岡)でもしっかり結果を出したい」と次のGⅠ戦を見据えていた。

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena