ボートレース

【からつボート(モーニング)一般】下條雄太郎がひと足早い走り納め「いい形で終わりたい」

今年最後のシリーズに臨む下條雄太郎

 長崎の雄、下條雄太郎は今節を終えると30日間のフライング休みに入る。この6日間が今年の走り納めで、「いい形で終わりたいですね」と意気込む。

 手にしたエンジンは39号機。機歴はパッとしないが、「普通はありそう。ペラを煮詰めてしっかり合わせたいですね」と前検としてはまずまずの評価を下した。

 今年は3月に宮島のGⅡ戦で優勝。苦節19年、初のGⅡ以上のタイトルを手に入れた。同時に来年3月のSGクラシック(若松)の出場権もゲット。「GⅡを勝てたのは良かった」と胸をなで下ろしたが、「SG(10月の戸田)でFしてしまったのでね…」と唇をかんだ。それでも、「クラシックがありますからね」と気落ちすることなく前を向き、最高峰の舞台での活躍を期す。

 初日は2、6枠の2走。「からつは水面が悪くても乗りこなさないといけない」と戦い方は熟知している。一年を最高の形で締めくくるためにも、初日から大暴れする姿に期待したい。

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