【下関ボート(ナイター)SGチャレンジカップ】繰り上がり出場の坪井康晴は初戦を2着の滑り出し
【記者コラム・小野亮太郎の恐れオノのく高配当】
坪井康晴は初日1走を枠なり2コースから2着の滑り出し。惜しくも白星とはならなかったものの、インから逃げを図った片岡雅裕を脅かした。
タッグを組む53号機は素性Bランク評価の一基。「調整はまだペラだけ。足は戦えるくらいはある。強調できるようなところはないけど、伸びも悪くないし、出足や回り足も悪くない」。上位機が出そろっていることもあって出色の気配ではないが、機力的に不足はない。
今大会は石野貴之の欠場に伴い、繰り上がりで出場権を手にした。「特に期するものというのはないですよ。普段通りです」と巡ってきたチャンスにも浮つかず、いつも通りの仕事に徹する構え。グランプリ圏内に食い込むには今節のVが必須。V歴(2008年、浜名湖)のある大会で、目の前の一走に集中して一発逆転への歩みを進める。
▼4R 6枠の松井繁が進入で動きを見せる可能性もある。展開が紛れるようなら坪井の突き抜けに期待。5-全-全。