【下関ボート(ナイター)チャレンジC】定松勇樹が2、1着の好発進/峰竜太はDR6着も整備で上昇「シャフト交換が当たった」
【ボート王国 九州・山口!】
上々の滑り出しを決めた。定松勇樹は枠なり5コースだった前半の2R、4カドからまくった佐藤翼に乗って2着。初戦の外枠で好成績を得たことでリズムもアップ。絶好枠だった後半8Rは他艇を一切寄せつけない逃走劇を披露した。「前半はズレていたけど、それでもまずまずの感触だった」という機力も「レース足がいい。行き足から伸びもいいし、全体的にバランスが取れている」と上昇気流に乗りつつある。
「近況はめちゃくちゃいい」というリズムの良さも初日の好成績につながっている。前回のSGのダービーの後、住之江、尼崎と続いたGⅠの2連戦で連続優出。最高の状態で当地に乗り込んできた。何より今節は「賞金ベスト6以外考えていない」。誰にも譲れない目標を掲げている。「しっかり賞金を上積みできるように」。今年初SGのタイトルを手にした超新星が、攻めの姿勢を貫きGP2nd入りへ前進する。
気を吐く走りを披露したのは地元の寺田祥。4枠1走のこの日は、コンマ07の好Sからスリット後は内をのみ込んだが、1Mは舟が流れて惜しくも2着。それでも枠番以上の成績での船出と地元の意地を見せた。「足は普通はあると思う。試運転では乗りづらかったけど、レースでは乗れた」と戦う下地はできている。「もう少し欲しいのでいろいろやっていく」。地元で大逆転GP入りを決めるためにもさらなる上積みを狙う。
郷土勢唯一のDR組だった峰竜太はこん身のまくり差しが流れて6着大敗。それでも「良くなっていると思う。換えたシャフトが当たったと思う」と整備がピタリとハマった。「イン屋みたいなペラなのに伸びもいい。調整も2日目以降、何もしなくていいかもしれない」。正解を出した調整で挽回を期す。