ボートレース

【福岡ボート・一般】伏島祐介 5年半越しのリベンジへ

2019年6月の当地以来、通算2回目の準優1号艇を勝ち取った伏島祐介

 流れを引き戻した。伏島祐介(34)=東京=は予選ラストの2走を1、2着にまとめて、得点率は3日目までの7位タイから3位までジャンプアップ。3日目は4、5着と崩れていたが、見事に流れを好転させて、自身2回目となる準優1号艇を獲得した。

 もちろん、この活躍にはエンジンパワーの支えがある。相棒13号機は前操の西島義則が絶賛した素性Aランクの良機で、今節も猛威を振るっている。「飛び抜けてはいないけど、行き足を中心に全部の足がいい。◎◎の足です」。準優1号艇の重圧をはね返すだけの機力は十分に備わっている。

 実は前回の準優1号艇も5年半前の当地。Fが2艇も発生する早いS合戦に巻き込まれてまくりに沈み、苦い思い出として心に刻まれている。「今でもあのレースは忘れていないですね。いつかリベンジしたいと思っていたので、いいチャンスですね」

 くしくも、前回と同じく3位通過で準優の出番も同じ10R。自らの殻を破るまたとない機会だ。「予選ラストは全速でいいSが行けた。今回は勝ちたいですね」。大学時代には箱根駅伝のランナーとして活躍した異色の経歴の持ち主。5年半越しのリベンジへ、今度こそ真っ先にゴールテープを切る。(森 大輔)

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