【芦屋ボート(モーニング)ルーキーS】前操者の大整備で大幅に上向いた36号機
【記者コラム・河野強の「強行採穴」】
今節から36号機の素性評価を「A-(エーマイナス)」に上げた。前操者(前々節の古澤光紀)まではCランクだったが、一気に格上げした。
古澤のてこ入れによるところが大きい。古澤も最初は「全体的に良くなくて行かれている。乗り心地も悪い」と課題が山積みだったが、シリーズ中盤にシリンダーを交換。「整備でだいぶ良くなった。Aランクと言ってもいい状態かも」と最後は見違えたエンジンのパワーに太鼓判を押した。
その36号機を引き継いだのが石原翼。前検タイムは6秒71と、トップの6秒70(原田才一郎)に次ぐ2位。開幕後も展示で好タイムを連発しており、素性の良さを存分に示している。
3日目は「後半は目立たなかった。もう一度、伸びのパンチを求めてペラ調整をやり直す」と少しトーンダウンしたが、回復の余地が大きいのは明らか。4日目にはそれまでの景気の良いコメントに戻ることを期待したい。
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