【福岡ボート・一般】仲口博崇 ドリーム選出に気合十分
ボルテージがさらに上がった。仲口博崇(52)=愛知=は6号艇とはいえドリーム選出に満面の笑み。「まだ今年まではA2の身なのにね。これはうれしいし、やる気になるね」。2期連続でA2級に甘んじて、今年はドリーム戦選出がほとんどなかっただけに、望外のドリームメンバー入りを意気に感じている。
〝今年までは〟という言葉通りに、前期(5~10月)は勝率6.50をマークして、来年1月からは3期ぶりにA1に復帰。ようやく定位置に戻ってきた。「まだファンにそんな選手って思ってもらえているかなぁ(笑)。そうありたいとは思っているけどね」
手にした19号機は低調機シリーズの今節では数少ない好素性機の一つ。「少し後伸びだけど前検としては悪くない。もっとバランスを取ってレース足も良くしたいね」。S特訓では「仲口さんには伸びられた」の声がしきりで、前検一番時計が手応えの良さを証明した。
しかも、当地は通算9優出3Vと〝超〟が付くほどのドル箱水面。前検からいいことずくめで、気合が入らないわけはない。「福岡は得意なんで、ここで絶対に稼がないといけないと来るたびに思う水面。今節も頑張りますよ」。ドリームは6号艇なら当然、進入から積極的に仕掛けるつもり。大好きな福岡でA1復帰の前祝いをもくろむ。(森 大輔)