【大村ボート(ミッドナイト)一般】本多宏和 準優勝負駆けでも「ノーハンマー」
〝あえて〟の選択を取った。本多宏和は3日目を終えて未勝利で、得点率19位。ボーダー下から勝負駆けに挑む身だが、「ペラが壊れるようなことでもない限り、調整はしないつもり」と慌てず騒がずを決め込む。
今節は初めから「ニードル調整を少ししただけ」で、本体整備どころかペラにも手を加えていない。それでも「特色はないけど足は悪くないですよ。どちらかといえば伸び型かな。ほんの少し不満なところはあるにしても、それも許容範囲」と機力には満足している。「(前操者の)村松修二選手がペラを叩いているし、残りの日数なども含めてトータルで考えると、調整する方がリスクが大きい。もし何かやるとすれば優勝戦の一発勝負くらいですね」
予選ラストは1枠で、初白星を挙げる絶好機。第一関門を突破して、その一発勝負への道をつなぐ。