ボートレース

【福岡ボート・一般】〝福岡らしさ〟が復活気味


【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】

 直近5節のコース別1着率と節間の決まり手を見てみましょう。気温がグッと下がった近況はレースの傾向も変わってきています。

 最初にチェックするのは節間のインの1着率。60%台のシリーズが1節ありますが、残りは50%台後半が1節、50%台前半が1節、40%台が2節。現代ではイン受難と言われる50%台前半以下のシリーズが過半数を占めており、イン1着率が50%台後半以上が多かった現エンジンの初下ろし当初と比べて明らかに傾向が変わってきてます。

 そして次に目が行くのが3コース1着率の高さ。元から当地は3コースの強さが特徴でしたが、近況はその強さが復活気味。それに合わせてまくりも増加中で、〝福岡らしさ〟が戻ってきています。やはり福岡はこうでなければ面白くありません。

 気温が下がればエンジンパワーは間違いなく上がり、まくれるだけのパワーになります。加えて使い納めの時期が近づき、エンジン相場も固定されて機力差が拡大しているのも、まくりが増加している要因。ここから現エンジン使い納めの1月までは、イン受難の傾向が続きそうです。
 

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