【福岡ボート・GⅠ周年記念】深谷知博 エンジンの回転は上がらずも気持ちは上々
【記者コラム・造田大の大勝負】
水上では全員が敵になるのがボートレースだが、陸の上では別。特に訓練の苦楽を共にした同期は特別な存在で、今節に限らずピット内では和気あいあいとした同期セットの姿をよく見かける。
今大会に出場している選手の中で最も多い期は103期。内訳は深谷知博、黒井達矢、北山康介、渡邉和将の4人。黒井は「103期はそもそも人数が少ないんですよ。記念を走る選手も深谷君を入れて8人くらいかな…。4人もいると心強いですし、ペラの情報交換もできる」とうれしそうに話してくれた。
一方の深谷も、「GⅠのような大きいレースで、4人も一緒になる機会はないですね。うれしいです」とニッコリ。「3日目は回転が上がらなくて、レースはしんどかった。同期がたくさんいるから、回転は上がらなくても、気持ちは上がっている?アハハ。そうですね」。エンジンの話しでは苦笑いを浮かべ続けていたが、同期の話しになるとニコニコ話す103期エースの姿が印象的だった。
▼1R(北山康介) 「悪くない。回転調整ぐらいです」と足はまずまず。得意の3コース戦から4日目のオープニングを制する。3―124―124。
▼6R イン黒井に、渡邉、深谷と103期が3人もいる。103期決着に期待。125ボックス。