【大村ボート(ミッドナイト)一般】二十歳の藤森拓海「兄も頑張っているので自分も」と奮起
【記者コラム・河野強の「強行採穴」】
132期の新鋭、藤森拓海が奮闘中だ。4日目7Rでは、A2と格上の小野寺智洋を相手に2着争いを制した。
スリットから小野寺に先手を打たれたが、1Mでは掛かりのあるターンで応戦。BSでも粘りを発揮した。「乗っている感じやレース映像を見ても思っているより進んでいた」。1周2Mも角度がついた旋回を決めてHSで勝負をつけた。「波の中でも進んでいたし、出足寄りでターン回りもいいです」と機力には不満はなさそうだ。
ちょうどこの日、兄の陸斗がデビュー初の優勝戦1号艇を獲得。「兄も頑張っているので自分も頑張ります」。蒲郡でデビュー初Vに挑む兄、陸斗に感化された拓海のレースに期待したい。
▼1R 出足、回り足が上々の藤森が機力低調の飯山晃三を鋭く差し切る。2―1―全。
▼7R 安河内将に連動した藤森が、しっかり追走して連に絡む。4=5―全。