【芦屋ボート(モーニング)GⅢ企業杯】土屋太朗が重富伸也との縁に驚く
【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】
珍しいことってあるものだ。土屋太朗(55)=群馬・65期=が不思議な縁に驚いていた。「自分のエンジン、前回乗っていたのは重富伸也君でしょ。実は前節の江戸川でも、その前に乗っていたのは重富君だったんだよ」
兄弟で引き継ぐとか、夫婦で引き継ぐというのは何度か見たことはあるが、確かにこのケースはまれな出来事かも。そもそも、2人の転戦スケジュールがこれほどまでにうまいこといかないと、絶対に実現しないのだから。
土屋のその前節江戸川は3着ばかり(10戦して3着7本)。「2着以上が少なくてもどかしい? いや、別にそれでいいよ」。3着で勝率は6.00。舟券にも絡んでいるのだから、確かに十分な価値はある。縁あるエンジンで、再び粘りの走りといきたい。
▼7R 土屋の初戦は進入固定のB級戦の2枠。3着よりいい成績が望める番組だ。2=13-1356。
▼9R 前節のVエンジンを引き継いだ鈴木裕隆は、前検気配こそ平凡だったが、ふたを開けてみれば「やっぱり良かった」という期待も持てる。4-356-356。